レンジフードの寿命と長く使うコツ

キッチンの換気扇にあたるレンジフードは、料理の際に発生する油煙や臭気を排気して、室内の空気を清潔に保つ役割を果たしています。

レンジフードは適切に使用し、定期的にメンテナンスを行うことで、長く快適に使うことができます。

この記事では、レンジフードの寿命と長く使うコツについて解説していきます。

レンジフードの寿命は一般的に10~15年程度と言われていますが、使用頻度やメンテナンスの状況によっても、その寿命は変わってきます。

レンジフードを長く快適に使い続けるために、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

レンジフードの寿命は10~15年程度

まずは、レンジフードの寿命がどのような要因で変わってくるのかを解説していきます。

レンジフードの平均寿命とは

レンジフードの平均寿命は、一般的に10~15年程度と言われています。

ただし、使用の仕方やお手入れの状況によっても寿命は変わってきます。

使用頻度が多い場合や、お手入れを怠っている場合は、油汚れやホコリによってモーターの消耗が早まります。

そのため、レンジフードは定期的に掃除を行う必要があります。

また、レンジフードの掃除については、機種によっても異なりますので、お使いのレンジフードの取扱説明書で確認をしておきましょう。

レンジフードの寿命を左右する要素

レンジフードの寿命は、以下の要素によって左右されます。

・使用頻度:使用頻度が多いほど、油汚れやホコリが蓄積しやすくなり、寿命が短くなります。
・お手入れの状況:お手入れを怠ると、油汚れやホコリによってモーターや部品の劣化が早まります。
・設置環境:湿度や温度の高い環境では、サビや腐食によって劣化が早まりやすいです。
・製品の種類:構造や補助機能によって、寿命が異なる場合があります。

これらを押さえておくと、レンジフードを長く使うヒントになるでしょう。

自分のレンジフードが寿命近いか判断するポイント

お使いのレンジフードが寿命を迎えているかどうかを判断するためのポイントは、以下の4つです。

① 異音や臭いが発生する:モーターの消耗などによって、異音や臭いが発生することがあります。

② 排気能力が低下する:油汚れやホコリの蓄積、フィルターの目詰まりが原因になることがあります。

③ 正常な運転ができない:モーターの故障やスイッチ・リード線の消耗によって、正常運転できないことがあります。

④ 傷や汚れが目立つ:サビや腐食によって、傷や汚れが目立つようになります。

これらのポイントに当てはまる場合は、レンジフードの寿命が近い可能性があります。

もし、レンジフードが寿命を迎えている場合、交換が必要になります。

使用年数にもよりますが、部品供給があれば修理することも可能です。

レンジフードを長持ちさせるコツ

次に、レンジフードを長持ちさせるための、適切な使用方法や正しいメンテナンスについて解説していきます。

レンジフードを長持ちさせるための適切な使用方法

レンジフードを長持ちさせるための、適切な使用方法のポイントを以下にまとめます。

・適切な風量を選択する:レンジフードの風量は、調理の内容に合わせて調整することが大切です。揚げ物や炒め物などの油煙が大量に発生する調理では「強」に、また煮物や蒸し物などの油煙が少ない調理では「中」にする、といった調整が必要です。

・フィルターやファンを定期的に掃除する:レンジフードのフィルターやファンには、油煙やホコリが溜まります。フィルターやファンを定期的に掃除することで、排気力を維持し、レンジフードの寿命を延ばすことができます。

・プロにクリーニングしてもらう:自分で掃除できない部分や、頑固な汚れは、プロにクリーニングしてもらうのがおすすめです。定期的なメンテナンスによって、レンジフードをより長く快適に使うことができるようになるでしょう。

定期的な掃除が必要な理由

レンジフードには、定期的な掃除が必要です。

レンジフードは、料理の際に発生する油煙やホコリを吸い込むため、フィルターやファンには、これらの汚れが溜まっていくからです。

※ レンジフードを定期的に掃除しないと、ファンの回転が鈍くなります。所定の回転数で運転するために、よりたくさんの電流が流れることになり、モーターを消耗させてしまいます。

※ 油を含んだホコリが蓄積すると、ファンのバランスが悪くなります。そのままの運転を繰り返すことでモーターの軸に負荷がかかり異常音の原因になってしまいます。

レンジフードの適切な掃除の頻度

レンジフードのフィルターやファンの掃除頻度は、使用頻度や油煙の量によっても異なりますが、月に1回程度がおすすめです。

また、揚げ物などの油煙の多い調理をした後は、すぐに掃除を行うことで、頑固な汚れを防ぐことができます。

レンジフードのフィルターやファンの掃除方法は、製品によって異なります。

取扱説明書を参考に、正しい方法で掃除を行いましょう。

使用できる洗剤の種類に制限がある場合もあるので、注意が必要です。

プロによるメンテナンスも重要

レンジフードを長く使うには、プロによるメンテナンスも重要です。

プロによるクリーニングの重要性

レンジフードは、適切に使用し、定期的に掃除をすることで、寿命を延ばすことができることを解説してきました。

しかし、自分では掃除できない部分や、頑固な汚れは、プロにメンテナンスしてもらうのがおすすめです。

プロによるクリーニングのメリットは、以下の通りです。

・専門的な技術で、汚れを徹底的に落とすことができる
・目に見えない部分の汚れも取り除くことができる
・故障の早期発見につながる
・トラブルを迅速に解消できる

プロによるメンテナンスの頻度は、使用頻度や油煙の量によっても異なりますが、2~3年に1回程度が目安です。

プロへ連絡するべき時期とは

レンジフードの定期的なメンテナンスは、2~3年に1回程度が推奨されるとお話しましたが、その他にも以下のような不具合が発生したときは、できるだけ早くプロのメンテナンスを依頼することが大切です。

・ファンが外れず、自分では掃除できない場合
・異音や運転中に停止するなどのトラブルが発生した場合
・スイッチの反応が悪く、運転停止ができない等の症状が出る場合

交換工事や修理・メンテナンスの依頼方法

イズミデンキではレンジフードの交換工事はもちろん、レンジフードの修理も承っております。

エリアは神戸市を中心に大阪府への出張も可能です。

お気軽にお問い合わせください。

まとめ

レンジフードの寿命と長く使うコツについて解説をしてきました。

レンジフードの平均寿命は、10~15年程度ですが、その使い方によっては長くも短くもなります。

レンジフードをできるだけ長く使用するために、月1回程度の掃除や、2~3年に1回程度のプロのクリーニングを行うことが推奨されます。

現状にご不明な点がございましたら、いつでもお問い合わせください。

お電話やメールでのお問い合わせ、お見積りは無料です。

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