防犯カメラを選ぶ時のお役立ち情報
ご家庭や職場でのセキュリティ向上のために、防犯カメラの設置を考えている方も多いでしょう。
しかし、一口に防犯カメラといっても、価格や性能、設置方法などの異なる多くの種類が販売されています。
そこでこの記事では、これから防犯カメラを購入しようと思っている方のために、それぞれのニーズに合うベストな防犯カメラの選び方から設置の方法、運用とメンテナンスの方法まで、様々な視点から詳しく説明していきます。
最後まで読んでいただけると、防犯カメラについての汎用的な知識が身に付く内容になっています。
防犯カメラ選びの基本
防犯カメラ選びの際には、まず自身の求めるセキュリティレベルや利用シーンを明確にすることが大切になります。
例えば、見た目から不審者に抑制といった効果を狙うのであれば、視認性の高いものを選ぶ必要があります。
不審者の特定まで行うのであれば、高画質で録画機能も整える必要があります。
防犯カメラを設置する場所や環境、予算など、自身の要望や状況により、どのような防犯カメラが適しているのか変わってくるということです。
防犯カメラの種類と特徴
防犯カメラにはいくつかの種類が存在し、それぞれ特性や機能が異なります。
ワイヤレスタイプは電源があればどこにでも設置できる利便性がありますが、通信状況に左右されることがあります。
逆に有線タイプは配線が必要で設置に手間がかかる反面、安定した通信が可能です。
IPカメラはインターネットを通じて映像の確認ができるため、外出先からでも確認可能です。
防水タイプは屋外や厨房など湿気の多い場所でも使用できます。
また、赤外線機能付きのカメラは暗闇でも撮影できるため、夜間の警備に適しています。
防犯カメラの選び方のポイント
防犯カメラ選びでは、まず自身の予算と必要な機能を明確にしましょう。
低価格帯でも基本的な機能が揃った製品も多くあります。
また、撮影範囲が広いカメラやズーム機能があるカメラ、暗視機能を持ったカメラなど、設置場所や用途により必要な機能は変わってきますので、しっかりと比較検討して選ぶことが大切です。
ここでは、防犯カメラの選び方のポイントとして、設置場所の見極め方と価格の観点から解説します。
設置場所の見極め方
防犯カメラ設置場所の選び方は重要です。
設置する場所によっては視界が遮られてしまったり、逆光を受けて映像が乱れてしまうことがあります。
ガレージや門扉付近、窓の縁など、侵入者が来る可能性のある場所をカバーできる位置に設置することが一般的です。
また、住宅街の場合はプライバシーの観点から、近隣の住宅が映らないよう注意が必要です。
価格帯と予算の考慮
価格帯は幅広く、数千円から数十万円まで様々です。
有線タイプはワイヤレスタイプに比べて安価ですが、設置費用がかかる場合が多いです。
IPカメラや高画質なカメラは高価ですが、クラウドサービスが利用できるものや遠隔操作が可能なものなど、便利な機能が多く搭載されています。
各種防犯カメラの性能比較
防犯カメラの選び方のポイントとして、設置場所や価格帯の他に、性能についての違いが大きなポイントになります。
それぞれの防犯カメラの特性や性能を知ることで、自身の目的に最適なカメラを選ぶ際に役立ちます。
以下に、一般的に普及している防犯カメラの種類と特徴をまとめていきます。
有線タイプ
有線タイプの防犯カメラは通信の安定性がありますが、設置にはLANケーブルや同軸ケーブルの配線が必要なため、工事が必要になることがほとんどです。
一方で、一度設置してしまえば、安定した通信環境となるのがメリットといえるでしょう。
ワイヤレスタイプ
ワイヤレスタイプの防犯カメラは通信用の配線が不要であるため、電源のみで設置できます。
よって、場所の選択肢も増えます。
しかし、Wi-Fi環境が必要となり、通信状況はそれに左右されるため、インターネット接続が不安定な場所では映像が途切れることがあります。
IPカメラ
IPカメラは、防犯カメラ自体がIPアドレスを持っていることから、その名前になっています。
許可されたユーザーは、ネットワーク経由で映像を見ることが出来ます。
スマートフォンやパソコンから遠隔で映像を確認できるため、外出先からでも状況を把握することができます。
防水タイプの防犯カメラ
防水タイプのカメラは屋外でも使用でき、雨天時でもしっかりと映像を撮影することが出来ます。
屋外で使用する際には、防水機能があるかどうかをしっかりと確認しておくべきです。
ただし、防水性能も万全ではありませんので、定められている使い方で使用しましょう。
赤外線機能付きの防犯カメラ
赤外線機能付きのカメラは暗視機能があり、暗い場所でも映像を撮影できます。
人の目では見えない赤外線を放出し、それを反射することで映像を映すという仕組みです。
夜間の警備を求めるのであれば、必須の機能になります。
防犯カメラの設置方法
防犯カメラの設置方法は、大きく分けて、屋内型と屋外型に分けられています。
それぞれ設置場所や扱い方が異なりますので、ここでまとめていきます。
壁掛け型の設置方法
壁掛け型の防犯カメラは壁に取り付けることが可能で、屋内外問わず設置できます。ただし、電線管やモールの固定に壁に穴を空ける必要がありますので、その点を考慮する必要があります。
天井取付け型の設置方法
天井から吊り下げるタイプの防犯カメラは、広範囲をカバーすることが可能です。
天井の状態によりますが、隠ぺい配線で工事可能なケースがあります。
屋外設置の際の注意点
屋外に防犯カメラを設置する際は、カメラの耐候性を確認することが大切になってきます。
また、設置位置や角度が重要です。
太陽の影響を受けず、通行人の顔をはっきりと撮影できる位置が理想的になりますので、微調整が必要になります。
選んだ防犯カメラの使い方とメンテナンス
防犯カメラを設置した後の一般的な使い方を解説します。
また、設置後は定期的なメンテナンスが必要になりますので、そちらについての情報もまとめます。
防犯カメラの適切な運用方法
毎日のチェックと定期的なメンテナンスが必要になります。
映像が正常に録画されているか、カメラが適切な位置を向いているかを、日々チェックをしましょう。
定期的なメンテナンスとは
防犯カメラには定期的なメンテナンスが必要になります。
具体的には、本体の掃除や録画装置の動作確認などが含まれます。
不具合が見つかった場合には、すぐに修理や交換を行うことが必要になります。
異常を感じられた際は、イズミデンキにいつでもお問い合わせください。
まとめ
この記事では、防犯カメラの選び方のポイントや各種防犯カメラの性能比較、設置方法、メンテナンスなどを解説しました。
防犯カメラを選ぶ際には、本記事で紹介したポイントを参考に、ご自身のニーズに合った防犯カメラを選んでください。
また、防犯カメラは、設置しただけでは効果を発揮しません。
適切な運用方法と定期的なメンテナンスを行うことで、防犯カメラの機能を最大限に活かすことができます。
何か困ったことがあれば、当店にご相談ください。